## ハンドルネーム
> ハンドルネーム (handle name) 、ハンドル (handle) とは、インターネット上で活動する際に名乗る仮名を指す和製英語。
[ハンドルネーム - Wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%A0) 引用
X や はてなブログなどのインターネットコミュニティにおける unique identifier (一意な識別子).
主にユーザーやオーガナイゼーションの識別に利用される。
私はエンジニアなので、時に実名よりハンドルネームの方が知られている人に出会うことも多い。
## ハンドルネーム @igsr5 を辞めたい
@igsr5 とは 2020 年ごろから私が使っているハンドルネームのこと。
この記事を執筆している時点で 2024年10月なので約5年ほど @igsr5 を名乗っていることになる。
しかし数年間運用してみて、このハンドルネームには多くの課題が発見された。
1. 覚えにくい
2. 発音できない
3. 五十嵐さんだと勘違いされる(本当は市古)
4. いまいち愛着が湧かない
個人的には 1 と 2 が大きいと感じている。
というのも、外で名乗っても誰にもハンドルネームを覚えてもらえないのだ。
特に最近はエンジニアとしての外部発信に注力しているのだが、いまいちプレゼンス力を伸ばしきれていない感覚がある。もちろん要因はいくつかあるが、ハンドルネームが覚えにくい問題は確実にその一つに入っていると思う。
これは余談だが、技術イベントで X のアバターアイコンを見せたり本名で名乗る (後述するが名字が珍しい) と、意外と初対面の人にも「あ〜、あの人ね」と言ってもらえることがある。これは純粋に嬉しくて、自分が外部発信を頑張る大きなモチベーションになっている(まだまだ未熟なのでこれからも頑張りたい)。
やはり、コミュニティを通じて生んだ成果はその人の identifier (ハンドルネームやアバターアイコン、名前) に貯まっていくと思う。そこで identifier が分散していたり、覚えにくかったりするとコミュニティでの成果を完全に蓄積することができず、もったいない状況に陥っていく。
逆に言えば、曲がりなりにもこれまで5年間のコミュニティ活動が貯まっている @igsr5 という今のハンドルネームを手放すことにも多少の名残惜しさがある。しかし自分の若さを考えると、むしろ現段階でハンドルネームを再設計する方が長期的なプレゼンス力向上に繋がると見込んで新たなハンドルネームを使おうと思う。
## これからは @sora_ichigo (本名) を使う
今解決したい問題を再整理すると 2 つに分類できる。
1. 主要 identifier の一つであるハンドルネームがいまいち有効性 (ここでは記憶の残りやすさと定義) に欠けること
2. 有効な identifier が分散していること
そして今回は、これらの問題の解決方針として「ハンドルネームを本名にする」を選択した。
私の本名は "市古 空 (いちご そら)" と言ってなかなか珍しい苗字をしているので「ハンドルネームを本名にしちゃえば identifier 分散問題を解決した上で、メインの identifier の有効性を最も高められるのでは?」と考えた結果である。
他にあり得る選択肢としては「ゼロからハンドルネームを考える」があるが以下の理由から見送っている。
* 考えるのが大変 (というより面倒)
* 苗字のインパクトに勝てずに @igsr5 の二の舞になりそう
* 匿名文化の強いインターネットや小中規模の技術イベントだけでなく、実名文化の強い大規模カンファレンスや非エンジニアを含む界隈での交流にも取り組んでいきたい
- 今後の展望を考えると、実名に揃えておいた方が後々楽かも
ということで、今日から早速 SNS のハンドルネームを変更しようと思う。ハンドルネームを変えるってなかなか無いのでワクワクする。
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(後書き) 本当はハンドルネームよりアバターアイコンを変えたい